確か数年前にプロモーションを見た、台湾のバッテリー交換式の電気スクーターGogoroがサービスを開始したようです。 (さらに…)
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ちょっと遅いネタだけど、先月EVファン待望の(?)Formura Eが北京で開幕した。それを見て思ったことと、今後の展望・要望について書こうと思う。
元々行くつもりは無かったけど、開催当日の朝Webサイトを見たら、試乗会場が今年から拡大されるとあったので急遽行くことにした。
ただバイクだと、バカ高い阪神高速を使うか、ネズミ捕りのリスクを犯して下道を走る必要があるので、今回は初めて電車で行くことにした。梅田から地下鉄に乗り換えて30分ほどかかるけど、バイクで下道通るより遥かに楽だった。
珍しく早起きしたので開場の30分ほど前にインテックス大阪に到着。チケット売り場は1列3-4人くらいしか並んでおらず、すぐに買えた。因みに公式サイトからクーポンを印刷して見せると200円引きになる。前売り券よりオススメ。
しかし会場の入り口の前には入場待ちの長い列が出来ていた。展示会場なんていつ来てもすぐに入れるのに何故並ぶのかよく判らないが、僕は当然スルーして一番奥の試乗会場に向かった。
先ず試乗申し込み書に記入するテントがあったが、僕は申込書を家で印刷していったので、直ぐに4人ほどの列に並んだ。入場チケットと免許証を提示したら、免許区分別の試乗チケットを2枚くれた。
これを持って奥に進み、試乗車毎の長椅子に座って並ぶというメーカ試乗会と同じスタイルに変わっていた。以前レポートしたように、全員一列に立って並ばされて、車種ごとに前から呼ばれるという従来の方式からようやくマトモになった。ただ、季節的にまだ寒いのに、テントが温かい日差しを遮ってしまい、待ってる間かなり寒かった。
車種ごとの列を見るとMT-09が圧倒的に長く、長椅子の後ろに同じくらいの人数が立って並んでいた。ということは開演の何時間前から並んでるのだろう?しかし、試乗会通の戦略としては「最初は空いている不人気バイクから乗れ」というセオリーに従い、最初に僕が選択したのはバーグマン200。何と椅子に並んでる人数は0人。
試乗車種はABC3つの走行グループに別れており、そのグループごとに長椅子から呼ばれて、待機用テントに案内される。ここでヘルメットとグローブを借りてスタンバイしとくという流れ。もっとも、ヘルメットのサイスがSやXSばかり余ってしまい、MやLという尋常なサイズのライダーは別のグループが試乗を終えて戻ってくるのを待つ事になる。因みにXLはないので、ビックヘッドなライダーはご留意を。
次は長椅子に数人分くらい空席があるBOLTに並んだ(思ったより人気がなく終始この程度の人数だった)。列が進むペースは係員の公式アナウンスでは一人10分だったが、実際にはもう少し短くて7-8分だと思う。でもこれは舞洲などで開かれる試乗会の進み方よりはちょっと遅め。理由はコースが短くて、同時に1グループしか走れないからだとおもう。
確かに、昨年までより試乗会場の面積は格段に増えたが、それは主にバイクや人の待機スペースに割かれており、試乗コース自体はさほど長くはなっていないと思う。基本的には行って帰るだけで、2つのUターンの一つがちょっと大きくなった程度。これが2周だから、距離もスピードもミニマムであることには変わりない。
しかも、90分に一回ほど何のアナウンスも無しに試乗を停止して、係員が休憩に入ってしまうのだ。狭い従業員専用のテントの中に係員が入っていき、何をやってるのか知らないが10分ほど出てこない。こっちは寒いところで待ってるのに「あれー?」という感じ。係員は試乗車の台数の割にかなり多いので、そんな中途半端な休憩を入れるより、係員を入れ替えながら試乗そのものはずっと続けた方が良いと思う。
結局この日は、申込書を更に2度書き延べ5時間強かけて5台に試乗した。最後は、当初の読み通り列が長椅子1本分まで短くなったMT-09に並んだ。試乗会終了の1.5時間前位になると、係員が「人気の車種は並んでも乗れない可能性があります」とアナウンスするのだが、これは建前でそう言ってる間はたいてい乗れる。
ただ、MT-09の後に滑り込みでもう一台乗れるかなと思ったけどそれは無理だった。残り数人になると、車種の看板を引っ込めてしまい、もう並べないようにしてしまうから。因みにMT-09は期待位通り素晴らしいバイクだった。列が短くならなければ諦めて帰るつもりだったけど、幸いに乗れてよかった。インプレは他のバイクを含めて、いつものバイクインプレNEOからどうぞ。
何時もながら、屋内の展示物は試乗の合間に駆け足でチェックした。かなり僕の趣味に偏ってるしギャルなしだけど悪しからず。
200にしては立派な体格だが、スカイウェイブ250よりは一回りコンパクト。子供からオッサンまで(中間が居ない)注目度は高く、中々人が絶えなかった。→試乗インプレ
今回の展示バイクで最も興味深かったのはこれ。跨ったところ非常にスリムなので、てっきりパラレルツイン(CB400Fのボアアップ版とか)かと思いきや、何とインライン4だった!どう考えてもCB400FやER-6nレベルのスリムさなのだ。
バイクを降りてエンジンを見たら、直4にあるまじき幅の狭さだった。側に居たホンダ関係者に訊いたら、シリンダブロックから完全新作で、コンパクトさに拘ったとのこと。こりゃシリンダの間隔が尋常じゃなく詰まってるはず。というか、昨今のビックボア*ショートストロークなシリンダが横に並ぶほど幅があるようには見えない。かなりロングストロークなタイプなのか?
更に嬉しいことには、このバイクは完全な国内仕様だということ。ホンダは元々逆車を展示したりしないので当然かも知れないが、650という日本では不人気の排気量故、僕はてっきり輸出モデルの参考出品かと思っていたのだ。2014年から日本の騒音規制の測定方法が国際標準と合わせたらしいので、その影響で国内仕様と輸出仕様を分ける必要が無くなったのかも(MT-09も同様)。何れにせよバカバカしい「逆車」の諸費用が無くなったのは素晴らしい!
そして、輸出仕様といえば欧州A2免許対応でパワーが37kWとかに絞られてるのかと思いきやそうでもなく、「NC700などよりもうちょっとパワーは出ている」とのこと。あとは値段次第だけど、このバイクのコンセプトや昨今のホンダの値付けからしてそんなに高くならない気がする。これはホンダのミドルクラスで久々のヒットになるかも(NC700の時もそう言った気がするが^^;)。
CB650Fと並んで印象的だったのはこのバイク。勿論スリムなのだが、驚くべきはフロント周りの軽さ。。試乗したMT-09は850ccネイキッドとしては非常に軽いのだが、フロント周りの重量感は全体の軽さの中ではまあ普通だった。ところがこのMT-07は「単気筒か?」と思うほど軽かった。
車両重量的には09より7kg軽いだけのようだが、体感的にはもっと差があった。というかエンジン部分だけでマイナス7kgだったらこんな感じだろう。スタイル的にはゴテゴテしたタンクの形状がとても残念だが、乗ったらメチャクチャ軽くて楽しいバイクの予感。
戦隊ヒーロー仕様のホンダ車かと思いきや、それにしては完成度が高い。後で調べたら、NC750のエンジンを搭載したコンセプトバイクらしい。かなりの人だかりで注目度高そうだったが、これをもし市販したら大きなお友達が沢山買って行ったりするんだろうか?
白バイは見たくもないが、迷彩柄のKLXに跨がらせてもらった。すると思ったより足つきが良く、重量的にはやはりずっしり重い感じがした。
側で説明してくれた隊員によると、重い装備を積むので足回りはノーマルのKLXより硬めという。そして、このバイクはその装備の30kg分ほど(多分リアに積んである無線装置)が外してあるらしい。ということは、ノーマルより格段に足つきが悪い筈なのだが実際には逆で、ツンツンだったノーマルよりマトモに足がついた。
これは一体何故?僕の足が伸びたから?イヤイヤ体重が増えたからの方が有りあるなあ^^;でも、使い込まれてサスがヘタってるというのが一番大きいかも。
今回の目玉は何と言っても、スペース/方法共に大幅改善された試乗会だろう。細かい点で多少不備があるものの、僕が最悪の試乗会と評した一昨年と比べたら格段の進歩だ。その分沢山乗って、5時間以上待ち時間で潰してしまったが、大人気のMT-09にも乗れたので良しとしよう。これで、試乗車1台につき500円も取る東京モーターサイクルショーに大きく差を付けたね(^^)
一方、相対的にあまり興味がない展示物だが、今年もホンダが元気だった。注目の新車ラッシュがここ2年ほど続いてる。しばらく低迷していたヤマハも今年は元気。対してスズキは、GSR-750/250以来もうネタが付きてしまった感がある。やはり、自力にまさるホンダやヤマハが新車開発を本気でやりだしたら、スズキでは対抗できないのかも(;_;
カワサキについては、よく考えたら何も見てなかった^^;昨今の昆虫/爬虫類路線にはついていけず、コストパ的に魅力的なモデルもない。営業的にもここ2-3年は、ロイヤリティーの高い一部の客だけ相手にするような方針に変わったように感じる。なので、最近めっきりカワサキに興味がなくなった。
東京も大阪も好調だった昨年を更に上回る入場者数だったそうだが、世間はプチバイクブームなんだろうか?僕自身は1バイク乗りとして、巷にバイクが増えることにあまりメリットが見いだせないのだが、メーカーが新車開発と市場競争に熱心になってくれるなら歓迎だ。
今年もカフェカブパーティー京都に、我が電気カブで参加してきしました。それも、全塗装&バーハン化した新型モデルその名も「デンキカブ2.0」で。 (さらに…)
以前報告したトライクレーサーの企画をMotorfanに応募したら、「もし東京に来る事があれば、合ってお話しませんか?」と言われたので、用事はないけど作ることにした。それが東京モーターサイクルショー。しかし、9年ぶりかあ、そりゃ僕も歳取るなあ(・_・;)
交通費を浮かすために、往復新幹線+ホテルの格安ツアーを申し込んだため、選択できる新幹線はこだまだけ(ひかりやのぞみは追加料金)。何とこだまは大阪-東京間が4時間もかかるのだった。そんな長時間どうやって過ごそうかと悩んだが、前日ちょっと風邪をひいてしまい、風邪薬を飲んでウトウトしてたら意外と早く着いた。
天気が良かったので富士山もバッチリ見えた。それにしても、富士周辺って新幹線の駅が多いねえ。
終着駅の東京まで行かず、品川で降りて京浜東北で大井町、そこからりんかい線で国際展示場に向かった。それが一番早道の筈なんだけど、りんかい線がなかなか来なかった。
到着したのは14:30頃。久しぶりに見るビックサイトは、ピラミッドが逆さまのまま健在だった。モーターサイクルショーの場所も以前と同じ。そしていつもどおり、先ず野外の試乗会場に向かう。
試乗車種は小型、大型A、大型Bの3グループに分かれていて、先ずそれぞれの列に並び、申し込み用紙に記入して免許証を提示し、車種ごとの予約チケットを貰う。人気車種は早々と予約いっぱいで、あまり乗りたい車種も無かったが、BMWのC600というスクーターに乗ることにした。列もすいていて、15:00~の予約が取れた。
次に保険料500円/1台(昔と変わらず高い!)を払う列に並ぶ。これは全員が同じ列なので、15分くらい待ったが昔はもっとかかったような気がする。少なくとも大阪MCショーよりは格段にマシ(流石に高額なだけある(^^ゞ)。で保険料を払ったら、試乗券にスタンプを押して貰い、ようやく試乗エリアに入場できるというシステム。
次は、ヘルメット貸出コーナーに少し並んで、試着&署名して借りる。でようやく試乗車別の列に並ぶのだが、大体各3人くらいしか並んでいなかったが、C600は誰もいなくてすぐに乗れた。ここのコースは、昔通りタイトターンが多いレイアウトだが、C600は案外扱いやすく問題なく走れた。(詳細インプレは別途)
試乗が思ったより早い時間に終わったので、割とゆっくり展示を見ることが出来た。以下の写真で本文中に説明の無いものは、拡大写真の下に注釈を入れた。
今年のホンダは話題の新車が多いせいか、人の入りが多かったように思う。NC700系のアメリカンヴァージョン。ボッテリしたスタイルはイマイチながら、車高の低さは想像以上。この極楽足つきなら、こういうバイクも有りかなと思ったが、ステップに足を乗せると足を投げ出し、腰にきそうな姿勢になる。やはりアメリカンらしく、不自然なポジションだった。
新しく生まれ変わったズーマー。良くも悪くもチープな感じの従来型と比べ、かなりゴージャスになった。またがると、ハンドル幅が広く50にしては大柄なポジション。サスは硬めであまり沈まず、国産ビクスク並みに悪い足つき性。意外と乗り手を選ぶ、原付1種スクーターではあるまいか?
XR100モタードの後継とも言えなくはないが、基本的には新型ミニモタード。タイ産で125ccエンジンを積むという。見た感じもタイカブのエンジンっぽい。
またがるとサスが柔らかくリバウンドストロークが長い感じ。Zoomerより大分足つき性がよく、良い感じの足回りだ。ただ、小さなホイール(10インチかな?)はハンドリング的にトリッキーにならないかちょっと心配。スタイルはキュートさやファニーさを狙ったのかもしれないが、頭でっかちすぎてややアンバランス。ただ、シートはXR100モタードやKSR110より大分幅広なので、又裂きの刑になる危険は少ないと思う。
また勝手に商品企画をすると、タイカブではなくPCX125のパワートレーンを積み(つまりCVT) ホイールも同じ前後14インチにしたら良かったと思う。スタイルはこれと同様のモタード/レジャー系で、タンクはダミーで中はラゲッジスペースになっていれば便利に違いない。
カワサキも今年は華やかで、客の入りも良かったというか大混雑だった。と言っても、その殆どがZ250に対する注目度と言った感じだったが。
昆虫顔路線が板についてきた感じの最近のカワサキだが、顔や全体的なプロポーションはかつて乗っていたZ750に近い印象。ただしタンクなどの造形は、よりエッジがシャープだ。よって、色はNinja250と同様に白が似合うと思う。
Z250に跨ると、Ninja250より一回りアップライトなポジション。カウルがない分見た目にも軽量感があり、僕にはこの方がしっくり来る。
昆虫系の最先端を突っ走るZ800。タンクにペキペキ樹脂パーツをくっ付けるあたりが、ネイキッドの一線を超えてしまった感じ。
しかしそれより驚いたのは足つき性の悪さ!一見、Z250と大差ないサイズに見えるが、シート高835cmは伊達じゃなかった。僕の場合、両足のつま先を同時に接地できるか出来ないかというレベル。その高いシートから、急坂を転げ落ちるようにタンクそしてメーターパネルがドンドン低くなる超前のめりのプロポーション。
つまり、オフ車並の足つき性と、大型直4ネイキッドの重さと、スーパーバイク並みのつんのめり感を併せ持つ恐るべきバイク。日本男児や大和撫子を完全に無視した潔さが際立つ。推奨体型は手足の長い175cm以上(ただし彫りの深いイケメンに限る)。
今年の(今年も?)スズキは日本メーカーの中では一番地味だった。注目のニューモデルが殆ど無いからだと思う。
ヤマハも例年通りというか、特にニューモデルは無かったが、圧倒的に惹かれたのがこのXVS950CU BOLT(市販予定モデル)。
前々から、HDのスポーツスター風の渋いアメリカンを日本メーカーが出さないかと思っていたが、ついにやってくれた。本家よりやや直線的な造形で都会的で、微妙ではあるがうまく差別化出来ていると思う。
ホンダやカワサキに次いで人気絶好調のKTM。跨る隙も写真を撮る隙も殆どなし。Duke200については遂に写真すら撮れず。市場でも未だにバックオーダーという異様な人気。今年も試乗できずに終わってしまうのか?
注目の390Dukeに初対面。200や125と同じ車体なので、当然ながら跨っても超コンパクトなポジション。床に固定されているので良くは判らないが、重量感は流石に125や200よりはあるようだ。ただ、それでもNinja250よりは軽い感じ。
今回のMCショーで技術的に最も興味があったのは、この前2輪トライク。その構造が実物を見てハッキリ判ったのは今回最大の収穫かも。
サスペンションアームは僕のアイデアと同じで、車体側ピポットが同軸のダブルウィッシュボーン形式。それに左右のロアアームをモノショックで連結するだけというシンプルな構成。左右独立懸架にはならないが、これでリーン時には無抵抗に左右逆位相ストロークし、ギャップ走破時のみショックユニットがストロークする。
MP3のようなテレスコピックフォークを使わないので、重量的にも剛性的にも有利。トレッドもMP3位に収まっており、普通の2輪用駐輪スペースに充分置ける。
AD3との違いは、多分フロントホイールの個数だけ。これだけ車高があると、2輪では不安定な気がする。
キャノピーはAD3と同様のシステムで、屋根を畳んでオープンにすることが出来る。ただその場合、後ろのラゲッジスペースに屋根を収納するので、荷物が殆ど積めなくなるみたい。それでも、雨が降ってなければ屋根は邪魔なだけだから、他のキャノピー付き2輪/3輪にも採用して欲しい。
これはEVで後ろ2輪のトライク。チルト機構もAD3とは異なり連結スイングアームのようだ。
スタイルは他のAdiva製品とは異なり、中小企業の手作りEV風。もっとも公官庁専用で確か100万円くらいするので、一般消費者には関係ないが。
最近、BMWのバイクをチェックしてなかったら、GS系のラインアップが妙に増えていた。しかも同じような形、同じような名前なのでかなり混乱する。
Motorradのサイトに寄ると、G 650 GSというのは単気筒で、昔のF650に近いバイクのようだ。片や従来からあるF700GSとF800GSはパラツイン。しかし名前に反して排気量は両者同じ、なのにパワーは違うという謎の設定。
今回跨って判ったのは、足つき性が一番良いのはF700で、意外にもG600は次点、そしてF800が続く。
試乗会で消去法的に乗ったこのバイクだが、意外と乗り易かった。ただ、ポジションはやはり大柄(ハンドルが遠い)。詳しくはインプレNEOを参照方。
トライアンフのタイガー系もしばらく見ない間に車種が多くなり、BMWに似た混沌状態になってきた。おまけにスタイルまでGS系に似てるなあ。跨ってみて足付き的に何とかなりそうだったのは、タイガー800くらいか?
一昨年登場のMegelli250rに加えて、今年はネイキッドヴァージョンのMegelli250sが発売される。ネイキッドになってもスタイルは良いし、やはりポジションはこれくらい楽な方が僕は好き。タイヤが浮いた状態で跨ってもそれほどシートは高く感じなかったので、足つき性は全く問題ないだろう。
しかし!価格を見ると、sの方が29,000円高い!倒立フォークのせいなのかもしれないが、フルカウルよりネイキッド版の方が高いという値付けは如何なものか?
発売当初は中国製で42万円という価格にはインパクトが有ったが、その後各社がインドやタイ製の廉価軽2輪を出して来た。価格のアドバンテージが消えた今、中身で勝負できるのか?試乗して確認してみたい。
独特のフレームワーク、ポップでいかしたデザイン。エンジンを吊ってるところを見ると、カブ系エンジンのレプリカか?黄色いほうが50で赤いほうが125らしい。
跨ったのは50の方だが、スカスカに軽い!シート高は割りとあるけど、車体が超スリムなので足つき性に問題はない。シート幅がオフ車並に狭いような気がしたが、シート素材が硬めなのは好印象。これはぜひ試乗してみたい。
新型MP3はかなりコンパクトになりデザインもスッキリ。ただ、顔は微妙。また、フロントサスのメカニズムとしては、Adivaの方が洗練されてる。
東京を去った後に東京モーターサイクルショーに行くことなどもう無いと思っていたが、ひょんな事から来てみるとなかなか楽しかった。そしてやはり大阪モーターサイクルショーとは格が違うと言うことも再認識した。
それにしても金曜というのにこの人の多さは何なのか?人をかき分け、撮影OR跨りを繰り返していると、2時間ちょっとでぐったり疲れてしまった。好意的に解釈すれば、日本では斜陽産業になってしまった2輪に、少しばかり人気が戻って来ているのだろうか?それでも、ライダーの高齢化は現在進行形だけどね。
さて、今回久しぶりに東京に来たので、バイク友達だったマヨさんと合って夕食を一緒にとることにした。僕がMegaWebもちょっと見てみたいと言って、そこで待ち合わせにしてもらった。ビックサイトからたった一駅だけど、重い足を引きずるようにMegaWebに到着した。昔通り華やかな雰囲気な上に、人が少ないのが幸いだった。マヨさんを待つ間、最後の力を振り絞って展示物をチェックした。
昨年のクルマ未来博にも来ていたトライク風ハイブリッドカー。何とWR250のエンジンとプリウスのモーターユニットを合体させたという。
作ったのはトヨタ社員の同好会で、全国を巡業しているようだ。翌日はデモ走行をしていたらしい。秋葉原なんぞ行かずにまたここに来ればよかったかなあ。
同じチームが作った86のデフォルメ。ミゼットⅡをベースにしたらしいし、写真の印象からもチョロQのようなものかと思っていたが、実物はめちゃくちゃデカかった。本物の86より全長が僅かに小さいだけで、幅は多分広い。そして高さは並のミニバン以上。
色んなイベントでよく登場するトランスフォーマー。残念ながら、試乗タイムは終わっていたが、トヨタレディーがほぼ僕のためだけにデモンストレーションをやってくれた。
トヨタが小型EVトライクのコンセプトモデル”i-Road”を発表しました。何でも名前の頭にiを付けるセンスの陳腐さはさておき、前2輪のチルティングトライクは自分で企画したくらいなのでおすすめレイアウトなのです。ようやく大手メーカーも注目し始めたかと( ̄ー ̄)ニヤリ ただ、詳しく見ていくと突っ込みどころ満載でした。 (さらに…)
このサイトでも新規格ミニカーとして何度か触れましたが、国交省が超小型モビリティー制度策定に先立ちパブリック・コメントを募集しています。今回はこの制度について考えてみました。 (さらに…)
眠りについたのは3時近くになっていたのに、朝は8時過ぎに目が覚めてしまいました。もう少し朝寝坊しようと2度寝を試みるも、結局寝付けないまま1時間以上過ごしてしまいました。台湾初の朝は天気良好。僕の部屋は北向ですが、有名な圓山大飯店は丁度前のビルに遮られて見えません。
三菱の電気自動車第二弾:ミニキャブ・ミーブの試乗レポートです。偶々バイクで通りかかった三菱のディーラで、尋常の塗装じゃないミニキャブを見かけ、飛び入りで試乗させてもらいました。
日々暑いのか寒いのか、晴れなのか雨なのか良くわからない不安定な天候。おまけにスギ花粉舞い散るイヤーな季節に開催される大阪モーターサイクルショーに行って来た。
道中で先ず驚いたのが、阪神高速が900円に値上げされてたこと。おつりが出ないように、700円の小銭を用意してさっそうと料金所で渡したら、今年から900円に値上げしましたと係員。お陰でバイクを降り、リアのケースを開けて財布を取り出すはめに。2輪が900円ってどんだけ・・・世間のモノはどんどん安くなるのに、公共料金だけはどんどん高くなるなあ。
普段滅多に使わないので、いつも迷路の気分を味あわせてくれる阪神高速だが、間違えずに正しい出口で降りることに成功。グルグル回ってたどり着いた2輪用臨時駐車場は、500円から300円に値下げされてた。まあ、高速は往復なのでトータル200円の値上げだが、まだ救われた気がした。
てくてく歩いて会場についたら12時過ぎだった。いつもの様に、試乗会場へ直行。電動バイクは13:10からで、普通のバイクは午後一の整理券にポツポツ人が並び始めている頃だった。
ここで、大阪MCショーに行ったことがない人のために、非常にややこしい試乗システムについて説明しておく。試乗会は一日4回(各1.5時間程度)のピリオドにわかれており、夫々に次の段階を踏まなければならない。
僕も、最初は1段階からまじめに並んでいたが、何もしてないのにドンドン疲れ、時間だけが過ぎていく事に馬鹿らしくなって列から離脱。先に電動スクーターに試乗することにした。
電気バイクの試乗は恐らく今年から。ホンダ、ヤマハ、スズキの大手3社のマシンが勢ぞろい。ヤマハ以外は初体験だ。
ここでは、エンジンバイクの試乗と違い、受付してその場で試乗。しかも、車種ごとに長椅子に並ぶという真っ当なシステム。参加者も少ないこともあって、直ぐに乗れた。先ずはスズキからインプレ。
ご存知Let’s4の電化バージョン。スズキだから現実的な価格で出してくれるだろうと期待したが、あっさり裏切り30万円。スズキ自身も認めるように、エコを売りにしたい企業向けで、個人には殆ど売る気無し。
走りの方は、中華系の電動スクーターと比べると、パワー特性が若干スムーズでサスもしなやか。普通の原付スクーターのディメンジョンなので、EC-03のような腰高感は無かった。
こちらは更に高くて、完全業務用(実験用)プライス。車体は見た目に大柄で、乗ってもドッシリ安定し、乗り心地も良好。パワーも出だしは僅かに緩慢か気もするがその後は伸びやか。トルクも車重も他の2車の1.5倍という感じの、ひとクラス上の車格。
公道でも乗ったので、一番良く判っているが、比較のために試乗。こういう低速でフラットなコースで乗る限り、3車の違いはあまり出ない。パワーも似たりよったりで、ハンドリングの腰高感もさほど感じなかった。と言うことは、他の2車も公道で乗ると、非力さや不安定さを感じるかもしれない。もっとも、EV-NEOの安定感は別格だと思うが。
再び普通のバイクの試乗会場に戻り、幾分短くなった「戦列」に復帰。しかし、試乗可能車種を見ると、乗りたかったメガリ250もNinja1000も既に終了。残っているモデルは・・・XG250Trickerが目についたので仕方なくこれにした。不人気車種だろうからすぐに乗れると期待したが、そこそこ待たされた。インプレはあとで纏めて。
トリッカーに乗り終えた頃には、試乗タイムは殆ど終わっていたので、さっさと屋内に戻る。すると、次のピリオドの整理券を配っていた(列もさほど長くない)ので、並んでゲット。その後ようやく、その日初めて屋内の展示スペースに入った。
最初に目に入ったのは、SYMという台湾ブランドのブース。殆ど予備知識は無かったが、先ほどの試乗会に何車種か出ていた事に気づいた。T2 250というネイキッドもあって意外と良さそう(詳細は後述)なので、次はこれに試乗することにした。
展示会場をざっとチェックして、次の試乗の屋内の列がなくなっている頃を見計らって、再び試乗会場に行った。するとまだテントをはみ出すほどの列の長さがあったが、あまり遅いと先ほどのように何も残って居ないかも知れないので致し方あるまい。
我慢して並んで、ようやく試乗車種のチケットを見ると・・・忍者もメガリも売り切れ!まあ、ある程度覚悟はしてたので、すかさず先ほどのT2 250を選択。トリッカーより短い待ち時間で試乗できた。
試乗を終えて次に選んだのが、同じくSYMのNew Fighter 150ZRというすごい名前のスクーター。するとスタッフが「これは今回始めたなので、すぐに乗れますよ」と言って、試乗整理のスタッフに取り次いでくれ、いきなり試乗できた。ごぼう抜きって気持ちいい!これに気を良くして、次も同じくSYMのRS125iというスクーターを選択。やはり「すぐに乗れます」!ってどんだけ不人気やねんと思いつつ、再びごぼう抜き。
ここで、先のトリッカーも含めて、試乗したバイクのインプレを。
トリッカーのレトロ外装仕様である。トリッカーは2003年位の発売当初に試乗して以来だが、当時の立ちが強いハンドリングは感じられず、XT250Xのようなナチュラルで軽快なハンドリングだった。サスはしなやか乗り心地も柔らか、エンジンも低振動でまろやか。こういう低速コースでは非常に快適。
ただ、XT250Xのように、パイロンコースでは快適でも、公道で80km/h以上出すとゆらゆら蛇行するようなこともあるので、それと同じような現象が出ないとも限らないが。
250パラレルツインと書いていたが、実はシングルだった。それほどスムーズなエンジン。CBR250Rより足つきも良く、スリムでコンパクトな印象。パーツの質感も、タイ生産のNinja250やCBR250Rと比べて、特にさがあるようには見えない。
エンジンはドロドロと、結構低めのながらマイルドな排気音。低速トルクもしっかりあって、回り方もスムーズ。ギア比が全般に高めのようで、ここの超スローペースの試乗では、何と1速だけで足りてしまう。
詳しくは:バイクインプレNEOへ。
アドレスV125より少し大きめ位の車格に150ccのエンジンだから、パワーはかなり強力。少なくとも出だしは、アドレスやPCXより一回り強力な感じ。ドコドコと野太い排気音もやる気にさせる。
ハンドリングもアドレスより安定していて、乗り心地はPCXのような突き上げがない。維持費の問題を別にすれば、恐らく最強の通勤マシン。
150ZRより遥かに大柄なのに、エンジンは125cc。よって加速感は当然緩慢になるが、この狭いコースではさほどかったるくはない。問題は何処まで速度が伸びるかと、その時の音や振動のレベルである。
乗り心地は流石に重厚で、腰のサポートもばっちり。ハンドリングも安定。これはかつてのマジェスティー125のようなポジションではあるまいか?
試乗が完全に終わったのは午後4時。閉店1時間前にして、ようやく本格的に展示ブースを見学した。
昨年登場した125Dukeは、がっちりした車体に対して流石にアンダーパワーだった。「これに250位のエンジンを載せたら面白いのに」という期待通りのバイクを今年出してくれた。それがこの、200Duke。
車体のスリムさ、コンパクトさ、軽量感は125と全く同じと違って良いだろう。CBR250Rは妙にボリュームがあるが、これは単気筒ならかくあるべしというスリムさ。試乗が楽しみだ。
昨年、690Dukeの従来型に試乗して、その軽さとパワーに感動したが、今年のニューモデルは更にコンパクトに変身した。
横に置かれた踏み台が邪魔してまっすぐ足を下ろせなかったが、足つき性もかなり改善されていると思う。しかも、重量感は200Dukeより一回り重い位で、日本車で言えばCBR250RやNinja250Rの重量感(実際の重量も同様だと思う)。これに、690のパワーだから速くない筈がない。ホント、KTMには早く乗ってみたい。
話題のNC700シリーズのネイキッド版。4/17デビューとある。
NC700Xと比較すると、やはり足つきは一回り良い。Xが両足つま先立ちだとすれば、Sは両足の親指の付け根が着くくらい。ただ、Xに試乗した時にアクセルの重さが気になったが、このSもやはりアクセルを回すと同様の抵抗感があった。
スタイルも派手ではないものの、今時のネイキッドのポイントを抑えていて、古臭いホンダのラインアップの中では良い方だと思う。自慢のラゲッジスペースは、NC700Xと比べると若干深さが浅いように見えた。
NC700と共通のプラットフォームを持つスペシャリティーバイク?(^^。
見ての通りダミータンクはなく、ラゲッジスペースはミニマムになってしまった。その代わりに、スクーターのようにセンタートンネルを跨いで乗り込める・・・かというと、高すぎてちょっと無理。足を前から回しても後ろから回しても乗りにくい。
おまけに、幅広ボデイーと17インチホイールにより、足つきは悪い。ネイキッドの欠点と、スクーターの欠点を併せ持つ無理筋企画のようだ。
かれこれ20年ぶり位のブランニュー オフロードバイク。流石に今風のスタイルと内容。目覚まし時計風メーターともやっとお別れ。
気になる足つき性は・・・両足つま先が何とか地面に触れる感じ(^^;KLX250と同等か?見た目には若干低い気もするのだが。
セローでは物足りないし、WR250Rではレーシーすぎる。KLXと共に、高速移動も林道もそつなくこなせるトレールバイクとして期待大。開発者インタビュー
つい先月発売された新型カブ110。何だか昔のカスタムみたいに角張ったデザインだが、先代のカブがポリバケツのようなデザインだったので、こちらの方が良いかも。
奥にあるのはベンリー50(?)のカスタム。EV-NEOも多分これをベースにしていると思われるが、もう業務用バイクはカブをやめてこれで良いんじゃないの?
数年前から注目していたのに、まだ一度も現物を見たことなかったこのバイク。今回はじめてご対面。写真の印象通りのシャープな造形。
跨った感じは、かつて乗っていたZ750に近い。足つき性は数値に差があるのに実感ほぼ同じ。ポジションは若干アップライトかな。タンクは後方では絞られているが、前方に向かってストレートに広がる扇型。男らしく、股をガバッと開いて乗るべし。塊感のあるハンドリングがイメージされる。
これも試乗したいけど、並の試乗会には出てこない希少車種。おまけに逆車で100万超かあ。
GradiusのVツインエンジンを積むデュアルパーパス。前の角ばったスタイルは悪くないと思ったが、タイガーを意識して丸くなったか?
重量は若干軽くなったというが、車体は相変わらず大柄。足つき性はスーパーテネレ1200に劣るとも優らない。完全に欧米向きバイクだね。
話題のスズキ初、中国産ネイキッド。スタイルは狙いが良くわからないアジアンテイスト(写真を撮り忘れた)。中国人をターゲットにすると、こういう垢抜けないスタイルになってしまうのか?少なくとも、見て触れた感じは、特に購入意欲をそそるものではなかった。
今年から、ER-6もモデルチェンジ。より精悍、かつスタイリッシュになった。
ライダーが足を下ろした時の股下形状がかなりスリム。同じパラツインでも、ぶっといNC700とは比較にならず、むしろ単気筒の690Dukeに近いスリムさ。
タンクは前方中央部だけが盛り上がり他は絞りこまれているため、伏せてもお腹が窮屈じゃないし(メタボには嬉しい)、ハンドルを切っても手と干渉しない。ただ、この上にタンクバックは置きにくいと思う。ポジションは上体はアップライトながら、高くて後ろにあるステップは相変わらずか。
ER-6は発売当初はいつも期待するが、実際に乗るとエンジンのガサツさが無くならない。今回はどうなっているのだろうか?
ドラッグレースでハヤブサをぶっちぎったという、ZZR1400の新型。テープで仕切って順番に跨がれって事らしいが、注目度はさほど高くなかった。
跨ると、従来モデルよりハンドルが遠くなってるような気がした。圧倒的なパワーと引換に、ふんわりタッチの乗りやすさを捨ててしまったとすれば残念だ。六角形断面のメガホンマフラーも、とって付けた感じ。
BMWのスクーターが、従来型T-Maxを完全に意識したデザインで登場したが、新型T-MaxはそのBMWに影響されたかのようなステルスデザインになった。マッドブラックなら本当にステルス爆撃機のようで、良くも悪くもここまで来たかという感じ。
ただ、またがってみると、従来型よりコンパクトになってるような気がした。先代も初代も、T-Maxは車体幅が広くて、足つき性はオフロードバイク並みに悪かったが、新型は多少ましになってるような気がする。フロント部分も心持ちコンパクトになってすようで、軽快感がある。これなら試乗してみたくなった。
実は先週、Ducatiの店で跨ったのだが、足つきツンツンで、ネイキッドにあるまじき超つんのめり系のポジションだった。ただし、フロント周りは超軽い感じ。
店員によれば、先に出たStreetfighterSがエンジン的に余りにもじゃじゃ馬マシンだったので、オーバーラップを狭くするなどして乗りやすくしたという。代わりに、車体はキャスターを立てて軽快感を出したらしい。
拡大写真の下の欄にコメントを書いた。
大阪モーターショーと同様に、大阪モーターサイクルショーも年々しょぼくなってると言われているが、展示物に関する限り個人的にはこれで充分。パーツメーカーや個人ショップの展示は殆どないが、メジャーブランドが揃っていれば僕はOK。
今回は、いつもショボイと言ってるホンダに一番元気があった。車のようなエンジンが微妙なNC700ではあるが、2輪には無かった手法でコストダウンしたのは歓迎。久々のトレールバイクCRF250Lにも期待できる。
カワサキもZX-14RやER-6など、今年もニューモデルを投入してきた。もっとも、殆ど欧米市場向きという感じだが、毎年1つ以上は話題があるのは良い。
スズキはGSR-750が見れたのは良いが、今年のニューモデルとしてはキワモノe-Let’sくらいしか無い。試乗会もここ数年代わり映えしないモデルでABS体感ばかりやってるし、もうそろそろ新機軸が欲しいぞ。新型DR-Z400SMとか。
ヤマハもT-Max以外は、殆ど従来バイクの焼き直しという感じで、目新しさが無かった。丁度ニューモデル発売の狭間かもしれないが、クロスプレーンR1のような革新的なスポーツバイクを希望する。
個人的にヒットした昨年以上に期待できるのがKTM。Duke兄弟が更にコンパクトになって、更に楽しそう。
試乗会については上述の通りで、全く改善する気が無いらしい。長い人なら延べ3時間ほど列に並んでると思われ、その分展示物を見る時間を削いでいる。東京モーターサイクルショーの1車種500円も辟易するが、ただとは言えこのショボさは何なのか?主催者の意図が不明である。
まあ今後はそういうイベントだと割りきって、最初から人気車種に乗ろうとしないのが正解だろう。大体、メジャーな車種はよそで何度も試乗会をやってるわけで、態々こんな狭い所で乗る必要ない。ここでは、SYMのように普段触れる機会がない不人気車にサクッと乗るのが正しい使い方だと思う。
僕のFacebook友達で電動スクーターNOMELの代表である小林さんのお誘いで、愛知で開かれたクルマ未来博に行って来ました。
しかも大阪から応援に行かれる中薗さんを紹介して頂き、彼のクルマに同乗させて頂くという素晴らしい特典付きです。一般公開は11/23ですが、前日にプレスデー(準備デー、関係者懇親会を含む)があり、僕も小林さんの手伝いという形で参加する事になりました。
Facebookのアルバムにも写真の一部を掲載しました。
元々浜松周辺でEV関連のイベントに参加する予定でしたが、直前に東日本大震災が起きて中止になってしまいました。そこでヤマハ(発動機)とスズキ(自動車)の博物館に加えて、浜松楽器博物館に行くことにしました。
入り口直ぐの、和楽器コーナーの一角に、小さな和琴を試奏できるコーナーがあります。適当に弾いてたら何となく筝曲風になるので楽しかったです。
多くの民族楽器は地階にありますが、触れる事は出来ないものの、演奏を録音した音源をヘッドフォンで聴くことが出来ます。
Korgの「ドンカマ」やカシオトーンなど日本の黎明期のシンセが展示されています。ハモンドオルガンのデモ演奏もちょっとやってました。
明治から昭和初期にかけて、普通の学校や家庭に置いてある鍵盤楽器と言えば、ピアノではなく足踏み式オルガンだったのでしょう。
オルガンにしろピアノにしろ、古い楽器の見た目がお洒落な事に驚かされます。基本的にウッディーなので、部屋の家具ともよく合うでしょう。日本のオルガンやピアノも戦前のものは何故かお洒落なんですよね。
それに比べて現在のピアノは真っ黒けで仏壇か良くてスタジオ用の機材みたい。デジタルピアノですら、ワンパターンな柄と形態しかないように見えます。ヤマハやカワイでたまにある小型で明るい木目のピアノが、デザインだけで人気があると言います。音だけならコンピュータで何でも出せる現在、ルックスは生楽器にとって重要な要素です。普通のデジタルピアノもちょっとキュートなデザインにするだけで売れると思うのに、なぜメーカーはそういう目先が利かないんでしょう?
海外のピアノも昔のはバリエーション豊かですね。2弾鍵盤グランドやスクウェアピアノ、やたら背が高くて凄い見た目のアップライトとか、現在のように四角いアップライトかグランドだけではないんですね。
この時は未だチェンバロもクラビコードも試奏したことが無く、両者の区別もあまり付いていませんでした。
最後の2つは現在の楽器なので試奏できます。まず、左の楽器はローランドの電子チェンバロ。見た目は豪勢ですが、サンプリング音を発しているだけの完全な電子楽器です。楽器店にも時々置いてあるので試奏した事はありますが、チェンバロ専用で30万円もするだけあっていい音がします。あとオルガンの音も入っています。鍵盤は、シンセ用とも勿論電子ピアノ用とも違う専用品。軽いながらも、チェンバロのクリック感が程よく再現されています。
もう一方は、カワイが小型チェンバロ「スピネット」を再現したもので、発音メカニズムはチェンバロと同じです。こちらは初体験ですが、驚くほど弾き難かったです(^^; まず鍵盤の戻りが遅いというか、ピアノのように指に吸い付く感じはありません。クリック感も当然強いので、なだらかに力を入れていくというより、ガツガツと鍵盤を押し込む感じ。多分、ソフト目にピアノを弾いたときより、指の力が大分要りそうです。ピアノとチェンバロでは、演奏テクニックが全然違うと言うことがよくわかりました。
自動演奏ピアノの実演をやっていました。と言っても現在のMIDIで演奏するピアノではなく、19世紀に作られた圧縮空気によって鍵盤を動かすタイプです。
一見女性スタッフが弾いてるようですが弾いてません(⌒∇⌒) 代わりに何かレバーのようなものを操作していますが、音量を調節しているのでしょうか?
最後の方は、疲れて写真を撮る元気もなくなったので、全体図で纏めてしまいました。西洋の鍵盤楽器以外でもこれだけあると言うことです。
ここはかなりお勧めスポットです。特に古楽器やクラシック音楽のファンでなくとも、音楽が好きな人なら何かと楽しめるのではないでしょうか。展示物が多いので、ちゃんと見て回るには3時間以上欲しいですね。
ただ欲を言えば、演奏できる楽器がもうちょっとあっても良いと思いました。体験コーナーというのがあるのですが、子供用スペースみたいで、ありふれたアップライトピアノやギターの他は、おもちゃみたいな楽器しかありませんでした。貴重な古楽器は無理かもしれませんが、レプリカとか現在の製品でも良いです。普段楽器店では触れることが無い、和楽器やハープ等の体験コーナーがあると楽しそう。
また、オフィシャルサイトは、展示物について殆ど解説がありませんので、後日展示された楽器について知りたくなっても全く判りません。マルチメディア・ウェブの時代ですから、楽器の写真と説明、そしてサウンドをウェブサイトに掲載しても良いのではないでしょうか?あれだけ巨大なメトロポリタン美術館ですら、作品をDB化してます。自分でやるのが面倒なら、Googleに頼めば無料でデジタルデータ化してくれるかもしれませんよ。
この記事は新たなバイクに試乗するたびにインプレを追記していきます。また、その他一般論なども追記/修正して行くと思うので、ちょくちょくチェックして頂ければと思います(^^ゞ
遂に日産リーフに試乗しました。年始に京都で開かれた試乗イベントでは抽選漏れになるほどの虎の子のリーフですが、ラッキーにも近所のディーラーにあったのです。しかもここは、勝手知ったるワインディングの直ぐ近くという絶好のロケーション。では早速試乗インプレ行きます!
何時も現実よりかなり遅れている当サイトの記事。既にtwitterや掲示板でお伝えしたとおり、もう完成してしまった電気カブですが、ここで改めて紹介します。
EVの肝は何と言ってもバッテリー。3月に車体を入手してから今まで何をしていたかと言うと、殆どバッテリー選びと仕様の決定です。それまでの長い道のりの前半部を紹介します。
記事が遅れ気味になってるスーパーカブ電動化計画シリーズ第2弾はモータ選びです。電気バイクの法律上の区分で触れた、軽二輪か原付かの件ですが、結局原付二種枠(1000W以下)で行く事にしました。理由は次の通り。
Twitterや掲示板では告知していますが、僕もいよいよEV製作に乗り出しました。
四輪の製作は電動カートならともかく、公道を走れる乗り物を作るのは大変。なので、やはり手始めはバイク。原付のコンバージョンで原付二種(1kW)か軽二輪枠で3-4kW程度を考えています。
先ずは、ベース車両の候補を挙げてみました。
僕のニューバイクDR-Z400SMのお披露目と言う事で、YSZさんと近場ツーリングを企画しました。
場所はお互いに遠くない京都。中でもバイカーに人気の周山街道に近く、観光名所でもある嵐山にしました。幸い当地の名物である生八つ橋やわらび餅やそばが全てYSZさんの好物である事が判明。この時点で今回の趣旨がバイクとはあまり関係なくなるような予感が・・・
当日はほぼ関西全域で晴れ、ただし予報では京都に濃霧が発生するとの事。「何じゃそりゃ」と思っていましたが、兵庫-大阪-兵庫と走りなれた道を進み京都府(亀岡)に入った途端、何やら白い気体が山あいに立ち込めています。湯ノ花温泉街に来るころには本当に濃霧で視界が利かなくなりました。
寒いのでとコンビニに立ち寄りコーヒーを飲むと、朝から良かった便通が更に活性化し、20分くらいトイレで過ごす羽目に。「1時間もあれば余裕だね」と思って家を出たのに、ここ亀岡で既に1時間近く経っているではないですか!
おまけにその後、いつもの亀岡バイパスをケチってスルーし、9号線に乗ろうとして狭い田んぼのあぜ道に突入。ここで更に10分のロス。京都市街に入る頃には天気は快晴になったものの、結局待ち合わせ時間には30分以上遅刻してしまいました。ごめんなさいYSZさん。
待ち合わせ場所は嵐山公園。ストリートビューで見たとおりの光景の中にYSZさんの小さなエイプがありました。僕もバイクを停めて辺りを見るもYSZさんはいない。まあ、待たせるより先に観光しててくれたほうが有難いので、写真を取りならがら辺りをうろつきます。
暫くするとYSZさんが現れて、目出度くご対面。やはり僕が来ないので先にみやげ物屋をチェックしていたそうです。時間も昼前になっていたので、混む前に予定していた蕎麦屋で昼食をとる事にしました。
ここは「よしむら」というネットでも評判が良い店で、外観も中の構造も中々風情があってグッド。ただ、渡月橋が見渡せることが売りの2階は全部で30席くらいしかなく、更に渡月橋に面したギャラリー席は10席くらいで当然満席でした。もっとも、紅葉もまだ見ごろではなく、どうしても見なきゃいけない景色でもありませんが。
肝心の料理ですが、蕎麦御前というのを頼んだのですが、ざる蕎麦一杯と混ぜご飯と漬物という非常に質素なもの。味も淡白ながら蕎麦の実の香り豊かな超上品な仕上がりどした。ボリュームの少なさも、これからスイーツを制覇する事を考えれば丁度良さそうです。
食事が済んだら、早速スイーツ探しの旅へ。
みやげ物屋に入るといきなり試食を開始するYSZさん。試食用の断片が無い場合は「これ試食できないですか?」と尋ねるバイタリティー。そう聞かれて試食用のケースを下から出してくる店側も準備万端(でもそれなら最初から出しとけば良いような)。
そんな調子で試食の梯子をしているうちにお腹が膨れてきたので、腹ごなしにお寺めぐりへ。
世界遺産天竜寺。繁華街から一歩わき道に入ると、自然豊かな庭園が広がります。拝観料は500円、これに100円を追加すると本堂に上がれるのですが、この100円は価値ある投資(?)でした。
大方丈というメインの建物の中から庭園の主要な部分が殆ど見渡せます。ボックス席から外を歩く一般人を見下ろしているような、プレミアムな気分が味わえます。畳の間も広々していて気持ちよくゆったり出来ます。ただし、寝転んではいけないというお触書が。本当に寝てしまってよだれとか垂らす者が居るからだろうか?
そこから裸足のまま、渡り廊下を通って多宝殿(書院)という小さめのお堂に行けます。内部には長机が置いてあって写経をしている人が居ました(でも一般客は入れない)。
再び大方丈に戻って、庭を眺めてマッタリ。ロシアの赤ちゃんも畳で遊泳(ムービー)
大方丈をぐるっと回った後、一旦外に出て庭を散策します。今度は見下ろされている気分です。
多宝殿の更に北まで来て、敷地内をほぼ全部回ったので、北の出口で出ました。すると、すぐ目の前が有名な竹林のトンネル(ムービー)でした。
竹林を西に行くと保津峡のトロッコ駅なので、東に歩いたら元のみやげ物通り(ほぼ北端)に出ました。グルメ探索再開です。
YSZさんは、八つ橋の他に大根の漬物も探してるので、甘い・辛いの絨毯試食攻撃。でも結局「漬物は食後すぐ来た店が一番良かった」とのこと、南端の渡月橋付近のその店まで戻って確認試食。そうしたら、「あれ?なんか違うぞ」「さっきの店の方が良かった」と仰る!人の波をかき分けて、再び竹林の出口まで戻ります。
しかし、「さっきの店」を探すも、見つからないというか思い出せない。多分試食のしすぎで、味覚が麻痺して混乱しているのでしょう。今度は「蕎麦屋で食べた大根が一番良かったかも」とのこと(^^; とりあえず、目に止まった湯葉を買って、八つ橋はまた最南端の店に戻って(店の人は僕たちの事を覚えていた)、決めていたアンコの無い皮だけの八つ橋をご購入。八つ橋は極めると皮だけになるようです。
で最後に、蕎麦屋「よしむら」に戻って、食事に出た大根漬物を売ってないか聞いてみたら売ってました。試食は出来ませんが(ある意味それが良かったのかも)、最後の頼みでご購入。これでようやく終了、ご苦労さまでしたbyおたべちゃん。(ちなみに、YSZさんのブログによれば、この漬物で正解だったそうです)
想定の範囲とは言え、グルメ探求には妥協を許さないYSZさん。僕は付き添いだけで満腹になり、自分のお土産は何も買いませんでしたが(バイクに搭載するスペースも無い)、家に帰ってから小さなお菓子でもいいから何か買っとけば良かったと思いました。
果てしなき試食バトルが終わったのが4時前。かなり日も傾き始めましたが、一応予定していた周山街道をいける所まで走る事にしました。
嵐山の雑踏をすり抜けて、街道の入り口、地図の確認の為停まったコンビニでバイクチェンジ。YSZさんのエイプ100は吸気系やマフラーを改造していて、僕のDRZより明らかに爆音です。その甲斐あってか、加速は思ったより力強いですが、60km/hくらいから頭打ち感が。ハンドリングは超軽快で、リアタイヤが常に滑ってるような感覚さえ覚えます。
一方、僕のDRZに乗ったYSZさんは「クルマが詰まっていて良くわからない」と。試食も試乗も妥協を許しませんね(^^; そこでトンネル手前でわき道にそれて、YSZさんの先行でスタート。ドンドン離れていくYSZさん、頑張れエイプ!と言っても、タンクよりデカイタンクバックによりニーグリップもままならない蟹股状態、頑張らない生き方の方が似合います。
4分足らずの走行で分岐に到着。そこはさっきのトンネルの出口だった。つまり、トンネルの迂回路を走ってきたと言うわけです。
YSZさんのDRZインプレは「トルクはあるし、ハンドリングも自然。足つきはちょっときついけど、軽いからなんとかなる。」との事。
しかし、僕が再びApeから乗り換えると、DRZがまるでKTM SuperDuke990のような巨漢バイクのみたいに感じました。慣れって怖いですね。特に軽くて楽な方にはすぐに適応してしまうようです。
その後YSZさんは、時間も遅いし燃料残量も心配なので、当初予定していた周山街道~琵琶湖北回りルートを諦め、一旦京都市街に戻るルートで帰ることにしました。途中まで一所に走って、分岐でお別れです(それでも行き過ぎが判明し、引き返していきました)。
僕の方は、周山街道をもう少し北上し、北周りで亀岡に戻るコースを選択しました。(これより先はかなりローカルな情報)
YSZさんと別れて暫く、ショートカットになる県道363号との分岐が現れますがスルー。そのまま周山街道で栗尾峠を越えました。この辺りは勾配がきつくてタイトなワインディングです。減速帯も多いので、クルマがいなくても楽しめるかどうか微妙な感じでした。まあ、逆方向(上り)ならOKかな?
京北周山町まできて左折し国道477に入ると、ここもかなりタイトですが路面が良いので(しかも上り)、モタードにはエキサイティングなコースでした。その後暫く速度が乗る広い道が続き、やがて先ほどの県道363号と繋がる362号と合流します。そのまま直進すると集落があり、県道364号に分岐しますが、こっちは西に行き過ぎるので更に道なりに進みます。
すると深い山裾に入り、やがてトンでもない山道に突入します。巨大な北山杉に囲まれた薄暗くてジメジメした舗装林道。なのに偶にクルマがすっ飛んできます。ツーリングマップルにも「深い山中の細い道」と書いてありますが、だったら何故ココがピンクのお勧めルートなのかと(^^;
気分的にはかなり時間が掛かって、ようやく出口付近に来ると県道363号と合流。こちらを通って来た方がマシだったかも知れません(直前まで集落がある)。やがて八木町神吉の集落に入ってホット一息。しかし、まともな2車線道路もつかの間、更にもうひとつ山越えです。ただ、こちらはさっきよりは大分マシでトラックでも何とかすれ違える道幅でした。完全に日が落ちて薄暗いですが、周りのクルマのライトがガイドになります(つまり交通量が結構あるということ)。
そしてようやく、八木町の平地に入り無事生還した気分。ちなみにココまでずっと国道477号です。亀岡市街方面には行かず、八木町の中心部を突っ切って能勢方面にショートカットしようと思いましたが、分岐を見過ごし結局亀岡まで下ってしまいました。
前にも書いたけど、京都は街を一歩出るといきなり深い山中になりますね。しかも、天狗や山賊が出てきそうな狭くて暗い道、外部から隔絶されたような集落など、現代日本とは思えないような近寄り難い雰囲気があります。
雨天と夏日が交互に現れながら7月ももう半ば。わざわざ3連休の初日に伊豆へ日帰りツーリングを思い立ったのでした。
理由はその朝(夜中)1時過ぎに目覚めた事と、その日の伊豆の天気予報が終日晴れだった事です。その割には闇夜に星が見えないのですが、まあ夜明けには晴
れるんだろうと予報を信じて午前3:30に出発するのでした。当然ながら首都高はベリースムーズ。と言っても、車はそれなりに走っています。しかも、長距
離トラックとかじゃなくて、マイカー風も沢山います。
一時間ほどで海老名SAに到着。人も車も結構いるのは意外でした。しかも、レストランに入ったら結構混んでます!「みんなこんな時間(4時半)からこんな
所で何をやっておるのだ?」と自分の事は棚に上げて思います。ざる蕎麦を流し込んでバイクに戻ると、周りが明るくなっていましたが、空は完全に雲に覆われ
細かい雨をわずかに感じます。おお、何ということか。
厚木で降りたら、先の伊豆ツアーでマヨさんから学習したルート=国道で平塚に南下します。さすがにここは空いていて、前回より断然早くスルーできました。次の西湘バイパスも当然快調。雨は降っていませんが、伊豆のほうの空を見ると灰色の雲に覆われています。
とりあえず目指すは芦ノ湖周辺。箱根街道で行こうか迷いましたが、椿ラインで行く事にしました。前回マヨさんに先導してもらった記憶を元に、早川で西湘バ
イパスを下り、下道を通って湯河原温泉へ向かいます。ただし、例の超難関山岳抜け道は通っていません。国道135でも充分空いていますから。
椿ラインに入ると、リッターバイクの走り屋がコーナーを攻めています。でも、標高が上がるにつれ霧が深くなり、どんどん寒くなります。途中のPでメッシュ
のジャケットの下にウインドブレーカを着て再出発。前回のように車もいないので、すぐに頂上付近に到達するのですが、そこはもう真っ白な世界。一寸先は闇
というか霧で何も見えません。
コーナーの形状を頼りに何とか自分の居場所に見当をつけます。確かこの辺が大観山だったような・・・と思っていると、バイクが横から出てきました。そうで
す、確かに大観山のパーキングでした。しかしあまりにも変わり果てた姿になってしまって・・・レストハウスすらよく見えません。近づくと改装工事中で立ち
入り禁止になっていましたが。
霧といっても漂っているのではなく吹きつける感じで、停まっていてもすぐに衣服がじっとりと濡れてくるのです。早朝6時過ぎの一寸先は何も見えない山頂でも、バイクや車が何台かいます。
そこにいてもしょうがないので、とりあえず芦ノ湖畔まで降りてみる事にしました。途中の道も何度か通って記憶してますが、走るのは相当怖かったです。湖畔
の馴染みの飲食店街を抜け大鳥居の前に来ると、ここは確かに芦ノ湖なんだと一応確認できます。そこにあるコンビニで100円セールのおにぎりとHOTカプ
チーノを買って外で食べます。
晴れる気配の無い霧の中を通って、伊豆スカイラインを目指します。本来なら快適なはずのR20もやはり五里霧中。何となく走ってるうちに熱海峠の料金所に
着いてしまいました。こんな状況の中またもや車は結構いて、ゲート前に列が出来るときもあります。今ここから先に進むべきか、進むとすればどのICまでチ
ケットを買うべきか?看板を見ながら随分悩みました。結局、亀石峠までチケットを買って(250円)ゲートイン。
いつも写真を撮る玄岳周辺も完全に霧に覆われて何も見えません。ところが、それからしばらく走ると急に晴れてきて、降りる予定の亀石峠では完全に晴れに
なっていました。なので、予定変更してその先の冷川まで走ってしまったのです。伊豆スカイラインも2回目となると初回より随分距離が短く感じます。
ここで僕はある決断をして、この冷川ICで伊豆スカイラインを降りる事にしました。その決断とは、西伊豆スカイラインまで行く事です!料金所で降り口を変更したい旨を告げると、追加料金200円だけで通過できました。
冷川から少し走ると集落があってコンビニに立ち寄って地図をチェックします。そう、今回は地図を持たない旅です。シート下にデジカメとウインドブレーカを詰め込んだ以外は何も持ってません。とにかく軽快に走りたかったからです。
とりあえず湯ヶ島温泉を目指したのですが、そこまでの道が舗装林道のような狭い山道で結構時間がかかりました。湯ヶ島温泉は以前下田街道から通った事があ
りますが、そこから先がまた似たような細い山道だったので、この間に体力とガソリンをかなり使ってしまったようです。
クネクネ道が突然開けて、広々とした道と景色になったと思ったら程なく仁科峠に到着してしまいました。ここは前回は北側から遠謀しただけなので、今回は是
非行ってみたかったのです。
とは言えレストハウスや展望台のようなものがあるわけでも無く、ただ道の脇に小さな駐車スペースがあるだけです。なので、最初
は気付かずに通過してしまいましたが、その先の道はとっても快適で眺望も良かったです。↓
この辺の景色は非常にすばらしいです。伊豆スカイラインよりアップダウンはきつめですが、その代わり交通量が少なくて心持ち緑が綺麗な気がします。
仁科峠から真新しい尾根道を北上すると、そのまま西伊豆スカイラインに突入します。前回は霧で視界が開けていませんでしたが(とは言え今朝ほど酷くは無い)今日はすっきり快晴。非常に気持ちよいです。やっぱり天気って重要ですよね。
前回は5月だったので、頂上付近の草木はまだ黄色っぽかったけど、今回は見事な緑。標高が高い所は夏が良いようです。
西伊豆スカイラインは全般的にコーナーもなかなか面白いですが、北端付近では見通しの悪いコーナーが続き走りにくいです。
西伊豆スカイラインから東へ向かい修善寺で給油。268km走行して14L入りました。朝高速が快調だった割に良くないな。
そこからサイクルセンターの脇を抜けて、再び伊豆スカイラインに亀石峠ICから進入。伊豆スカイラインの良いところは、走りにくい部分が無い所。コーナー
も適度、路面もスムーズなので距離の割には時間がかかりません。(すみません。ムービーはメモリ切れで撮れませんでした)
スカイライン北部ても今朝とは変って晴れでしたが、箱根の方の空は雲が立ち込めていました。どうも箱根~伊豆スカイラインは北部は曇っていて、南に行くほど晴れているという法則があるようです。
折角だからUターンして伊豆スカイラインを何度も楽しもうかと思ったけど、今日はすでにかなりの距離を走っていて少々疲れていたので、そのまま熱海峠料金所を通過してしまいました。また芦ノ湖畔まで降りると、今朝とは打って変った賑わいです。
時間もまだ2時ごろだし、この辺でうろつこうかとも思いましたが、後で考えるとやめて正解でした。帰りのルートは椿ラインはやめて、旧東海道で下る事にし
ました。ここは数年前の自転車ツアーで最速70km/h弱をマークした所。こんなに強烈な坂をケントさんは自転車で上ったんですね。恐るべし。温泉街あた
りに到達すると相当暑くなっていました。
市街地を抜け西湘バイパスへ入ると、左車線だけ滅茶苦茶長い車の列が出来ていました。真鶴道路に向かう列のようです。こう言うのを見ると夜中に出発する理由も少し理解できるような気がします。その後のルートは平塚周辺の一般道で少し混んだのを除き、とても順調に流れていました。特に東名の八王子料金所で殆ど並ばずに通過出来たのは初めてです(今朝もそうですが)。
しかし!首都高に入ったとたんに凄い渋滞。なんで?みんな何処に向かうのか?結局レインボーブリッジ直前まで、ずっと車の熱気の中をすり抜ける羽目になり
ました。長距離走って来てタダでさえ疲れているのに、この状況はとても危険です。サウナの中で注意力が相当落ちていました。
結局、家に着いたのは5時を過ぎていました。午前3:30に家を出てから約14時間、トータル距離は430キロに達していました。結果的にとても過酷なツアーになってしまいましたが、夜中に出れば伊豆は日帰りで行けるなという事が判りました。首都高や東名代ケチって下道にうなされながら1泊するより効率的かもしれません。
ご近所のマヨサンとの初めてのツアー箱根に行ってきました。マヨサンは堅気の職業なので基本的に祝日しか空いてないので、激混み覚悟でGWの箱根へ突入です。
今回は日帰りと言う事もあって、最速ゴージャスルートすなわち首都高&東名を走ります。僕は普段首都高はあまり乗らないのですが、やはりレインボーブリッ
ジの一番上を走るのは気持ちよいです。車載カメラをセットしてなかった(ちょっと勇気がいる)ので写真が無いのが残念ですが。
いつも思うのは首都高を走ると普段の東京の風景とは違って見える事=より巨大なコンクリートジャングルと言う感じです。まだ7時過ぎなので首都高も渋滞は無く、東名まで快調です。
東名はいつものように東京料金所では列が出来ていたものの、後はいたって快調。すぐに最初の休憩地海老名SAに到着すると、沢山のバイクが停まっていました。ここで、軽く朝食というかおやつ食べた後、すぐ先の厚木ICで降ります。
そこから先がいつもの小田原厚木道路と違って、下道R129で海まで南下します。このR129は意外と流れがスムーズで走り
やすい道でした。
実はマヨさんの実家は平塚だそうで、この辺は勝手知ったる地元道です。かつてバイトをしていたと言うコンビニでまたもやおやつを買って、
近くの浜辺公園で休憩。天気が良いのでとっても暖かいと言うか僕の服装では熱いです。
海岸で止まったりしながら、次はお目当ての西湘バイパスに突入。
途中の西湘PAでまた休憩。マヨさんによれば、ココはかつてバイクのたまる広場だったそうで、みんな何がしかのパフォーマンスか攻めすぎて転倒していたそうです。その名残なのか、沢山のバイクがいて車との比率では異様にバイクが多いです。
西湘バイパスの終点、早川ICまで来たらまたもや初めてのルート、海岸線の下道を南下します。渋滞を避けて山の手のR135を走りますが、これは海岸線からの入り口も出口も非常に判りにくくて通りにくい。マヨサンの案内が無ければ見落としているでしょう。ただ、断崖の上を走るので海への眺めがとても美しいです。
途中の小じゃれたレストランでマヨさんがバイク停止。海の見渡せるすばらしいロケーションです。しかし、折角提案なのに悪いのですが、さっきから休んで(食べて)ばかりなので、ココはスルーする事にさせていただきました。一応写真だけ撮って先に進みます。
途中の小じゃれたレストランでマヨさんがバイク停止。海の見渡せるすばらしいロケーションです。しかし、折角提案なのに悪いのですが、さっきから休んで(食べて)ばかりなので、ココはスルーする事にさせていただきました。一応写真だけ撮って先に進みます。
ココから先はバイクをチェンジして、椿ラインまでの市街地を走ります。基本的に乗りやすいF650なのですが、ポジションやエンジン特性があまりにもZ750と違うので、急に変ると戸惑います。あと渋滞路のすり抜けでは、軽快なハンドリングが災いして少しふらつきます。
再びバイクチェンジして元に戻し、椿ラインに突入。F650にある程度慣れてくると、今度はZ750が弾丸のようなバイクに感じました。
実は僕は椿ラインははじめてなんですが、マヨサンによれば「タイトコーナーばかりで路面は荒れている。峠小僧250以下クラスの道」との事なのであまり期待はしてませんでしたが、これがなかなかどうして楽しい道でした。
舗装が新しくなっているようで路面は大体スムーズだし、コーナーもZ750ではタイト過ぎないです。それに上の方は景色も美しくて、無料なのにターンパイクなんかより断然面白いです。もっとも、この日は車が前にいたので思うように走れませんでしたが。
椿ラインが終わると、お馴染み大観山PAに到着。さっき西湘バイパスで見たバイクたちが停まっています。
展望台からは富士山が例の看板並みにクリアーに見えて、ベリービューティフォー!修学旅行的なポジションからお互いに自分を入れて記念撮影します。
次は伊豆スカイラインに向かうため一旦芦ノ湖付近に下りなければいけないのですが、程なく凄い渋滞になってきました。あまりにも混んでいるので、途中で箱根新道に入ってしまいましたが、実はココから西の区間は有料ではありませんでした。しかも空いていて快適な道で、すぐにGSのある交差点に到着。みんなこれを知らないのかな?
R20は反対車線はずっと渋滞しているけどこちらは快調。センターラインから飛び出してくるやつがいそうで、ちょっと怖いけどR1に乗る女性(男の連れ付き)を追いかけます。
しかしそれもつかの間、湯河原峠を過ぎたあたりから渋滞に捕まってしまいました(→)。すり抜けられる路肩が無い(溝蓋が無い!)ので、超ノロノロ走行となります。一応十国峠を目指したのですが、マヨサンが耐えられなくなり、引き返す事にしました。
湯河原峠のレストハウスで昼食にしました。どうもマヨさんは非常にお腹が空いていたようです。ところがレストランのメニューはうどんのみでした。で、マヨサンはそのうどん。お腹が空いていない僕は自販機のカップめんという情け無い昼食でした。
昼食終了時点でまだ昼過ぎなんですが、今日は東京の混雑前に帰る事にしたので、ここで帰路に付きます。ルートは往路と同じ椿ライン~西湘バイパスにしましたが、山の上の混雑が嘘のように空いていてスムーズに走れました。
西湘バイパスの終わり間際で降りて、マヨさんお勧めの湘南平展望台へ案内してもらいました。東は江ノ島、西は伊豆半島まで見渡せて非常に気持ち良い眺望でした。
ここは山が海に迫っていると言う意味では、神戸に似ていなくは無いです。そういえば平塚の町並みも、松並木や白石が混じった舗装などが芦屋あたりに似ていると思いました。ただ、地形的にはこちらの方が断然広々していて余裕があります。それに何と言っても伊豆に近いし住むには絶好の場所かもしれません。
その後は裏道で平塚を突っ切り、東名~首都高は殆ど渋滞が無く一気に東京まで戻れました。これまでの最速タイムでしょう。家についてもまだ夕方でしたが、
こう言う余裕のあるツアーも良いですね。ただ、体はかなり疲れていましたが、渋滞による疲れとは違うので充実感があります。
バイクでのサーキット走行は以前からやってみたかったのですが、走行会のようなイベントだと、周りのペースが速すぎたり皮ツナギが必要だったりして、初心者がいきなり参加するには荷が重いですよね。
そこで、7月の3連休(19-21)にツインリンクもてぎで”HotDog”と言うお祭りがあり(スーパーバイクレースやら、フリースタイルモトクロスやらイベントの集まり)、最終日にサーキット体験走行&試乗会と
言うのがあったので参加してみることにしました。これは服装などの規定がなく、有名ライダー(↓)の先導でもてぎのロードコースを2週(@¥500)する
と言うものです。マシンは自分のバイクで走っても良いし、試乗会を兼ねてなんとニューモデルバイクで走ることが出来ます。
もてぎに行く事自体初めてだったのですが、第一印象は思ったより山の中で起伏が激しい地形に建っていると言うことです。
すり鉢状の地形の外側がオーバルコースで、中心(底)がバドックと言う感じです。しかも全体の広さも想像より狭くて、自慢のオーバルコースも某自動車メーカーのしょぼいテストコースとさして変らないような・・・
さて、バドック内の仮説テントで受付をして、先ずはマイマシンでコース走行です。空いているのですぐに走れました。先導するのは、愛想の良さそうな若い兄ちゃんで(GP250ライダーだぞ!)、付いて行くグループのメンバー(5名くらい)一人一人に握手をします。
少し時間調整をしてからいよいよスタート! 僕はたまたまグループの先頭だったのですが、VTR1000に乗る先導ライダーは後ろの方も見つつスロー走行。でも周りの景色を見る余裕があるし、道幅も広々していて気持ちがいいです。
その割に意外だったのは各ストレートの長さが思ったより短めな
こと。プレステのWGPで走行した(?)時は、あのGP500にして結構長く感じられたのに、実際には100キロも出していないのにあっけないほど短く感
じました。対してコーナーは予想通り中低速中心ですが、先導があまりにも減速するのでかなり間がつまり、もうちょっと攻めたかったなと言う感じです。
それとアップダウンのきつさはプレステ通りでしたが、実際のコースはその周り(スタンドや土手)がかなりそそり立っていて、周りから見下ろされているよう
な雰囲気です。 そうこうしてるうちに2周がすぐに終わりピットロードへ、1周4.8km*2もあっという間に終ってしまいました。
折角来たから試乗車に乗らない手はありません。車種はSV1000Sと迷いましたが、先ずは試乗どころか普段街で殆ど見かけないあのCBR600RRに乗ることにしました。しかも料金は自分のバイクで走るのと同じ¥500/2周。そのせいか試乗の方が全然混んでいて、CBR600RRは11時ごろに受付して一番早い枠が午後2時しかありませんでした。
試乗の時間まで昼食を食べたり、フリースタイルを見たりして時間を潰します。人のコース走行(自前・試乗)も見ましたが、傍から見ていると凄く速く走っているように見えるんですね。多分爆音のせいだと思いますが。
いよいよ予約した2時前になりピットで準備します。跨ったCBR600RRは以前ライドオンフェスタで試乗したときの印象よりポジションは楽に感じました。 3グループに分かれていよいよスタート。
ハンドリングは以前の印象と同じで、寝かしはじめのフロントの粘り感が強固。一旦曲がり始める旋回力がかなり高いものの、切り替えしとかラインの変更などがとても重いです。パワー的には申し分なく、
きつい上りをぐんぐん加速して気持ちいいです。
ところで、さっきSVで走行した時よりペースが大分速いみたいで、今度はあまり余裕がありません。マシン的にあまり遅いのがいないからか先導ペースを上げ
てるのでしょう。立ち上がりで充分加速すればすぐに挽回できるのですが、コーナーでは慣れないマシンに手こずっていることは確かですね。
もう一台予約したのが、これも雑誌ではよく見るが普段はなかなか試乗なんて出来ないドガティーの999Sにしました。こちらは午後3時の予約です。
先ずまたがると、タンクが非常に細くしかも短いのか、普通膝が当たる部分に何もなく両膝がくっついてしまうような錯覚に陥ります。ポジションはドガのスポーツにしては割と楽みたい。そしてエンジンをかけると音がバキバキとかなり煩いです。
いよいよスタートと言うときになんとエンスト!あろう事にピットガレージの屋上から見ているギャラリーの目の前で、はずかシー!
再スタートしてアクセルを開くと、さすがにドドッと力強い加速を見せます。音はワイルドですが、扱いにくい感じはありません。
1コーナー終了後、日差しが出てるのに、雨がぽつぽつ落ちる不思議な天気です。
ハンドリングはかなり粘りがあって、曲がるときの手ごたえが強く、さらっとは寝ません。しかもCBR600RRと違って旋回を始めてから強力に曲がる感じもないようです。ただ、全体としては安定してるのでコーナーをクイックに曲がろうと思わなければ普通に走れます。
ところで、今度のグループでは僕が最後尾でしたが、全体的にペースが速くしかも僕の直前のライダーが直線で前との間隔をわざとあけて、コーナー進入から速
くなるような走りをしていたので、なんか調子を崩されました。もっとも、立ち上がりでちょっとアクセルを捻ればたちまち前との間隔がつまます。これぞドガ
ティの真骨頂でしょう。
自分のバイクで走る場合は、このメインストレートエンドのゲートから入ります。参加している車種は様々で、必ずしもサーキット走行に向いていない車両も多数いました。
中には古いラビットスクーター(多分)で走るつわものが!あと、大きな荷物を積んだまま走行している人も見かけました。僕は「もし良ければここで」と係りの人に言われたので、荷物はゲート前の地べたに置いていきました。
試乗車はピット前からスタート。驚いたことに、車種はホンダだけでなくドガティー・BMWそしてスズキ(SV1000&400!)もあるではないですか。
速度別に①ホンダ&国産ロードスポーツ ②外車勢 ③遅めの国産(フュージョンとかGW1600とか)の3グループに分かれて走行します。
隣に999モノポストもあったのですが、何処が違うのか僕にはさっぱり判りませんでした。
この日はレースがないのでイベント会場になっていて、 仮説ステージでお決まりのレースクイーンが登場して、馬鹿っぽいトークを展開します。
試乗会で先導した有名ライダーによるサイン会。スーパーバイクの井筒仁康、辻村猛、小西良輝、GP250の名前忘れた若い兄ちゃん等。
みんな愛想が良いし、ルックスもなかなか。長老ばかりの国内4輪の選手より全然良いと思いますね。
メインスタンドの前のスペースでジャンプしているバイクが見えるかな?
フリースタイルモトクロスやエクストリームをやっていましたが、アナウンスがやたら観客を煽って盛り上げようとしている割にはアクションはたいした事ないようにみえました。
ツインリンクもてぎについて、上では思ったよりしょぼいようなことを書きましたが、施設的にはカートコースやダートトラック、ショートコースなどとても充
実していて楽しめる工夫があるなと思いました。やたら広くて、そのくせろくなレストランもない鈴鹿サーキットと比べると、さすがに新しいだけのことはある
なと言う感じです。(もっとも最後に鈴鹿に行ったのは80年代ですが)
サーキットを走るのは思ったとおりとても楽しいです。周りのペースが遅すぎても面白くないし、速すぎても危険を感じるので、自分のペースで好きに走れたらどんなに楽しいだろうと思いました。
それと、あらためて感じたのは我がSVの走りやすさ。ラインが自由に変えられること、コーナーでのスピードと安定性の高
さ、充分なトルクとトラクションの良さなど・・・乗りなれてるせいもありますが、最新のマシンと比べてもあまり遜色が無いと思いました(特に僕の腕で
は)。