Motorcycle -- MCタイチ

ビーナスライン無料化記念2002-08-20

あの高級有料道路ビーナスラインが今年ついに無料化されました。以前、車では何回か走ったことがあるのですが、バイクでは初めてなので、これは1度行っておこうというわけです。

天気予報を気にしている間に、何故かわざわざ週末に出発することに。初めて都心の下道を走って、やっとの事でたどり着いた中央道は大渋滞。蒸し焼きになりつつ延々すり抜けします。大月辺りでやっと流れ出して、甲府辺りでは快走。

小淵沢で降りて、一旦清里方面の観音平に向かいます。結構なのぼりで、気温がドンドン下がってきます。頂上の展望はそれほど凄いわけではありません。

木陰で少し休憩したあと、原村方面へ向かいます。八ヶ岳鉢巻き道路を快走。ここも以前は有料でしたが最近無料になりました。ビーナスラインに対抗してるのかどうかは判りませんが、ライダーにとってはうれしい事です。しかも、いつもながらすがすがしい快適な道です。


ンション村辺りから西側に降り、地道を通っていよいよビーナスラインへ!と思ったら、入り口付近は渋滞してるではないか!
その後は車の列に混じってとろとろ走行。蓼科のリゾート地に入りなかなか雰囲気は良いのですが、人が多すぎるのでスルーするだけです。別荘地を抜けると、
乗馬牧場&手打ちそば屋があったのでしばし休憩。ざるそば700円と高価ながら、風味と腰があってよろしい。

白樺湖

泊まったペンション

再スタートしてしばらくするともう白樺湖。今まで来た中で一番天気が良い。
宿泊地の車山はもう目と鼻の先ですが、スルーして少し先まで走ります。ただ、普段はもう寝ている(?)時間でもう体力の限界なので、
ペンション街に戻り、3時丁度にチェックイン。ところが部屋は西日で外より断然暑い、しかもエアコンが無い!(うかつだった)
寝苦しい夜(?)をすごし、その後半分寝ながら夕食をとります。

ビーナスの朝

翌朝6時前に目を覚ますと、外はかなりの曇りと言うか霧。そのうち晴れてくれることを祈りつつ、8時ごろにはビーナスラインを美ヶ原へ向けてスタート。日曜とは言えこの時間だとさすがに空いていて、非常に快調に進みます。

霧ヶ
峰の分岐辺りから地元のライダーと思しき人たちがアタック開始。それにしても、この辺の道は路面は良いしコーナーのR・緩やかな起伏などが絶妙です。た
だ、美ヶ原に近づくと傾斜が急になりヘアピンが多くなるので僕は嫌いです。と、思っていたらヘアピンでフロントタイヤがズルッと来て冷や汗。燃料タンクが
軽いと注意が必要です。

霧が峰付近
SV@霧が峰付近

そうこうしてるうちに、美ヶ原の駐車場へ到着。ここも今まで来た中で一番晴れていま
す。(いつもは強風と霧雨)いつもは王ヶ頭方面へ歩いていき、美しの塔辺りで退却するのですが、今回は逆の牛伏山方面へ歩きます。ここは距離も短いし展望
も良いし牛も多いのでGoodです。頂上付近で怪しい建造物が見えると思ったら、美ヶ原高原美術館のモニュメントでした。

美ヶ原牛伏山付近1
牛伏山付近2
牛伏山付近3
牛伏山の牛

駐車所に戻って、ビーナスラインを引き返します。霧ヶ峰のレストハウスまで快走し小休憩。すると、車に混じってライダーもちらほら登場。たくさんバイクを連ねたパーティーもいますが、大名行列のように一団で行動するので結構傍迷惑ですね。それと、みんないかにもって感じの蛍光色のライディングウェアを着こんでますが、見るからに暑苦しいし、センス悪いです。

ちなみに僕はいつも普段着で、バイクを降りたら(ペタンコの髪の毛以外は)他の観光客と見分けがつきません。ライダーたるもの行動も服装も周りに威圧感を与えないようにしたいものです。

再び八ヶ岳へ

そうこうしてるうちに白樺湖に到着、そのまま一気に八ヶ岳を目指します。ところが原村を前にしていつのまにかダートに突入。実は以前反対側から走ったことのある道です。今回は走らないぞと思っていたのがやっぱり走ってる。と言うのは、砂利道なので(写真の場所はまだまし)ロードタイヤでは常にずるずるで、相当神経を使います。でも景色は良いです。

八ヶ岳山麓林道
八ヶ岳牧場高原

ようやく舗装の鉢巻き道路へ、車も少なくまたもや快調。距離の割にはすぐに小淵沢に着きます。給油をして、清里方面へ向けてワインディングを走ります。しかし、極遅ペースカーがいて渋滞走行。しかも空は今にも泣きそうなねずみ色。

しばらく走ってパーキングが見えたので入ってみると、そこは以前も来た牧場公園でした。ただし今回はたくさんの人。芝生でしばし休憩後、山菜そばを食べて再出発しようかと思った矢先に、雨がぽつぽつ。室内に入って退避していると、雷と激しい雨が降ってきます。

降ったりやんだり子1時間くらい過ぎたでしょうか。ようやく止んだと見て、ぬれたバイクと荷物を拭いて再スタート。清里駅周辺に来ると、土産物屋がひしめいて、思っていたより栄えています。(少なくとも旧軽井沢ストリートみたいに寂れていない)とは言え、こう言うリゾートの繁華街ってどこも、「ひと夏の思い出」と言う感じで、哀愁がだだよって見えるのはぼくだけでしょうか。

家路へ

あとは、中央道に向けて南下します。八ヶ岳南麓は広々して天気も回復。ただ、車は渋滞してるし、標高が低くなるにつれ暑さが耐えがたくなってきます。

帰りの高速は快調にすすむも勝沼手前で夕立を避けSAで休憩。再スタートしたらいきなり大渋滞。原因はトンネル手前で理由不明の車線減少(事故や工事でもない)でした。その後すったもんだしながらも、天気が不安なので休憩無しで首都高に突入。

都心も意外と流れてます。と言っても車は多くみんな左右からすっ飛んでくるので怖いです。ビーナスラインの方がよっぽど速くて安全。渋滞でも、流れても不快な首都高でした。かなりぐったりなりながら家に着いたのは未だ7時前。しばらくして、今まで聞いたこと無いようなすさまじい雷と嵐。早めに帰っといて良かったです。

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