爆風!東京湾アクアライン2003-10-27
この日は非常に天気が良かったし、早朝(夜中)3時に起きていたので日帰りで房総方面をツーリングすることにしました。
どうせなら予てから行きたかった(値段が高くてなかなか踏ん切りがつかなかった)アクアラインを通って反時計回りに東京湾一周することにしました。
いつも湾岸線を台場~羽田方面へ向かうと、朝5時前と言うのにトラック等で結構混んでいます。普段ならレインボーブリッジを通るところですが、これまた以前から気になっていた東京港臨海道路のトンネルを試して見る事にしました。
お台場のテレコムセンターをさらに南に進み海底トンネルに侵入、トラックが多いですが快調に進みます。浮上したところはゴミ処理場の島。突き当りを
右折して再びトンネルへ潜行、これも新しくて快適です。そして再び浮上したところは城南島。すぐに大田市場が現れ湾岸道路へ合流すると羽田空港は目の前です。こんなに便利でしかも無料の道があるのなら使わない手はありません。
爆風アクアライン
朝日のまぶしい羽田空港のターミナルロードで迷って何周かしてしまいましたが、結局300円払って首都高湾岸線の多摩川トンネルを抜けると、もうアクアラインのランプウェイです。
いよいよアクアラインのトンネルに進入。ここは普通の高速道路のトンネルと言う感じですが、交通量が少ないし当然風も無いので100km/h+αで快調に走れます。
9kmくらいあるトンネルをさらっと抜けると、あの海ほたるが登場。 2F?の駐車場にバイクを停めて、長いエスカレーターで上るあたりは、なんとなくフェリーのような建物です(ゆれない所が良いのですが)。 土曜とは言え、さすがに朝6時前なので客はまばら。それでも30分くらいすると結構人が集まるのは凄いです。
屋上の展望台に上ると凄い風でびっくり。 斜めに立ちたくなります、海上も白波が立っています。景色はまさに海のど真ん中、船上そのもので爽快ですが、この先の海上道路は大丈夫か?と不安がよぎります。
タップリ休憩したあと、いざ出発。悪い予想が的中し、ランプウェイに出たとたん相当煽られます。爆風をさえぎるものが何も無い海上道路では、流されるなんてもんじゃありません。関取に横から突っ張りをくらう感じと言うのか、一瞬で1車線近く飛ばされます。
後ろから車も来るので危ないの何の。それで路側帯を30キロくらいで足を付きながら前進するのですが海中に落とされそうで「果たして僕は生きて対岸にたどり着けるのか」とマジで思ってしまいました。
留まっていても明かないので、意を決して40キロ!で車線の中央を走行。 後ろで若干車の渋滞が発生するものの追い越し車線があるから勘弁してくれ。
そんなこんなでやっと橋が終わりに近づき、出口の料金所が見えたのですかさず脱出。この絶叫ロードの料金は¥2500。恐怖を味わいたい人には納得プライスかも。でも私は一生通らんでしょう。
亀山湖~養老渓谷
次に目指すは亀山湖。アクアライン連絡道路の近くの新しい住宅地を抜け、アカデミアパークあたりまでは道も広くで快調です。
R410に入ると道は狭くなるのに交通量は多くなります。観光バスの先導でちんたら走り亀山湖入り口あたりに来たはずが、何を間違ったか小さな川辺の公園に到着。のどかできれいなので、ちょっと休憩(写真)
再び来た道を戻り、亀山湖は何処かなと小さな池のある川辺をぐるぐる回っていたら、そこが亀山湖でした。確かに貸しボートは多いけど、地図で想像するよりしょぼかったです。
そこから西の養老渓谷は、道も景色もそこそこ良いワインディングです。もっとも、千葉らしくコーナーのRも高低差もたいしてきつくは無いですが。
しばらく走りR297に当たるとそこを北上。結構快調な道です。ところで今日は相当強風の日のようで、内陸部にいるのにかなり風に流されることがありました。
長柄ダムの入り口を通過してしまい、しばらく行くと「京葉射撃場」とか書いた看板があったので右折し、牧場のようなところを抜けると、クレー射撃場がありました。裏が高い土手になっていてゴルフの打ちっぱなしのような地形です(ネットは無いですが)。ゴルフボールの替わりにクレーの破片(もしくは外して無傷)が散らばっています。
そしてその裏はもう長柄ダムのある市津湖でした。ここはダムがある割りにかなりフラットな地形で広々しています。少し湖畔を走ると、観光センターのようなものがあったのでそこで休憩します。
千葉市街に向けて帰路に着きます。R16に入りしばらく行くとなぜか高速道路に入ってしまい、次のインターで下りたらそこはもう幕張でした。折角ここまで来たので、いつもの幕張MTBコースを見に行く事にしました。
そうしたらなんと駐車場で江戸サイの自転車仲間のウサギさんとばったり出合ってしまいました。お互いびっくりしつつ、聞けば初めてこのコースを走りに車で来ていたとのこと。
もう走り終えて帰るところだったそうなので、しばらく話した後別れました。その時点でまだ2時ごろだったのですが、今日はたっぷり走った感じです。