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ラズパイZeroのピンヘッダのハンダ付け2018-01-28

前回の記事でスイッチサイエンスに注文したDACボードは数日で届いたものの、別途Amazonで注文したメス-メスのジャンパケーブル(中国から直送)が届かないという毎度の状況により、実証実験に取り掛かれない。

そこで先ず、DACボードと一緒に注文したラズパイZero用のピンヘッダを先にハンダ付けする事にした。ちなみにこの20*2のピンヘッダ、スイッチサイエンスでは180円だったが、後で近所の電子パーツ屋で見たら40円くらいだった(-_-;)

ハンダ付けのコツ

使用するハンダは先のMPU-6050の時と同じGootのSD-62(φ0.8mm)。半田ごても当然同じ温度調整付きのもの。今回はものが少し大きいので、ブレッドボードを台座にして(ただしピンを穴に差し込まず殆ど乗せるだけ)、ピンヘッダとラズパイの直角を維持しながら最初の1箇所をはんだ付けした。

ただ、前回の成功で多少自信を付けていたのに、今回は予想外に手こずった。というのも、MPU6050の時はコテ先とピンの間にハンダを挿入すると上手く行ったが、ラズパイでは同じやり方だとハンダが上の方で団子になってスルーホールに上手く溶け込まないのだ。

何箇所か失敗作を作った後にネットでやり方を検索したら、ピンを挟んでコテ先とは反対側にハンダを当てると上手く溶け込むという。そこでそのようにしたら、確かにハンダがトロっと溶け込んで上手く全体に行き渡る。コテ先に直接触れなくてもハンダがこれほど溶けるということは、ピンはかなり高温になってるのだろう。

コツを掴むと2-3箇所は調子よく進むが、程なくハンダやコテ先の温度が下がるのかハンダが溶けなくなる。そうなったら、ひとまずコテ先をスポンジで掃除し、再び温度が上がるまで暫く待つ(設定温度は360℃くらい)。でそれを繰り返し、大分慣れたところで40箇所終了。

メガネを外して至近距離から片目でチェック(強度の近眼だから虫眼鏡を使うよりその方がよく見える)。団子になってしまった初期の作品を再び熱して溶かそうとするも中々難しい。あとハンダの量が少なすぎて山になってない箇所も念の為ハンダを追加で盛っておいた。長時間加熱しすぎて基盤にダメージが無ければ良いが・・・その後、ラズパイは普通に起動し動作も特に問題なかったが、GPIOは未だどれも試していない。

まとめ

というわけで慣れてしまえば然程難しい作業ではないが、慣れる頃には全部終わっていて次にやる時には忘れてるという、ユーザー車検と似たパタンかも知れない。ハンマーで叩いて入れるヘッダーもあるが、治具とセットで788円はちと高い。それより、先ごろ最初からヘッダが付いたRaspberry Pi Zero WHというのが最近出たらしいので、値段にもよるがハンダ付け初心者はそちらを選ぶのが賢いと思う。ただしこれまた入荷未定になってるけどね(;´∀`)

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