WordPressをカスタマイズする(その1)2008-02-11
先述のように、WPのデザインは「テーマ」と呼ばれる「HTMLテンプレート群+CSS」によって決定されます。
「テーマ」は様々なものがネットで配布されているので、それを選ぶのも楽しいのですが、やはりWEBデザイナーならば自分で一からデザインしたいものです。
デフォルトテーマを解析する
ここでは一番シンプルな「classic」を例に解説します。中身は次のようなファイル構成になっているはずです。
- index.php (トップページのテンプレート)
- header.php (ヘッダー部分のテンプレート)
- footer.php (フッター部分のテンプレート)
- sidebar.php (サイドバー部分のテンプレート)
- comment.php (コメント一覧?のテンプレート)
- comment-popup.php (コメントをポップアップしたときのテンプレート)
- style.css (本テーマのスタイルシート)
- screenshot.png (管理画面でテーマを選ぶときのスクリーンショットの画像)
先ずindexのコードを見ると、直接記述されているテンプレートはコンテンツ部分だけで、header、footer、sidebarなどのパーツは別ファイルを読み込んでいます。
commentとcomment-popupはindexには内包されておらず、「コメント一覧」をクリックしたときだけに表示されるテンプレートです。
indexにパーツを読み込む形にするのは、コードを見やすくするためだと思いますが、私の場合は1ファイル中に全部記述してくれた方がわかりやすいですね。少なくともパーツはまとめてフォルダに入れるとかしてくれないと、他の独立テンプレートとの区別が付かなくなります。特に、このテーマはまだシンプルな方ですが、ファイルの数が断然多い他のテーマでは、ぱっと見何が何だか判りません。
と言うわけで、次回はこのテーマを編集して究極的にシンプルなテーマを作成していきたいと思います。