EV -- MCタイチ

EVパーツと情報サイト2010-04-18

スーパーカブ電動化計画で、EV用パーツの情報収集を始めて判ったことは、とにかく日本には何も無いと言う事です。そこで、海外のサイトを探したり、人から聞いたりして見つけたEVパーツショップや情報サイトについて紹介します。

海外EVパーツショップ

海外(といっても殆どアメリカ)には、個人のEV製作や電気スクータの改造の為のショップが沢山ありました。色々と探し回って作成したショップリストをミシュラン風に紹介します。

発送元は米国(ショップ系)か中国(メーカ系)ですが、距離の割りに日本への送料は大差ありません。例えば5kgのモータが安いところで$40弱(UPS)。中国からのLiイオン電池パック+充電器(計約8kg)が$40強(Fedex)でした。

送料は当然重さによって変わりますが、同じ物でも店によって違う(選択できる各運送会社の運送プランによる)ので、出来れば比較される事をおすすめします。。

国内パーツショップ

冒頭で触れましたが、日本ではクルマやバイクのカスタムパーツ屋は沢山ありますが、EV用パーツショップはほぼ皆無です。驚いた事に、EVモータで使える太さの電線さえありません。ただ限定された分野で、EV制作に役立ちそうな店があったので紹介します。

電機部品・バッテリー

板金・機械部品

カブ・カスタムパーツ

自作EV情報サイト

パーツショップと同様、情報サイトにも日米で大きな格差があります。日本最大手のあそこは有料会員向けクラブですから、BBSでは有益な情報は殆ど得られません。

一方、英語圏の情報は豊富です。今までで見つけたお気に入りのサイトは次の通り。

自作EV個人サイト

少ないながら、日本で個人的にEVを作っている方のサイトを紹介します。

雑感

日本の企業はEVや電池で先頭を走っているように見えますが、個人のモノ作りや起業活動に関してはまたもやガラパゴス状態ですね。

上記の英語圏のパーツや情報サイトを見ていると、北米や豪州ではDIY文化のようなものが発達してるように見えます。日本の住宅事情では、大きな屋内ガレージのような環境は望めませんが、ホームセンターがあれほど流行ってるのに、DIY人口がヨーロッパの小国より少ないとは考えにくいです。

まあ、英語圏全体と比較すると日本語情報が少ないのは致し方ありませんが、TwitterやBlogなどの日本語比率の高さから考えると、EV情報の少なさは異常。オープンソースシステム開発等にもいえる事ですが、日本では他愛もない感情表現はあっても、情報の共有とか収斂は何故か進まないんですよね。

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