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Vcore 98 20232024-05-06

Vcore 100 は硬く重く、僕には合わないラケットでしたが、店にガット付きで展示してあったVcore98を持ってみると思いの他軽く感じたので試打してみました。

概要/スペック

Vcore100のレビューでも書きましたが、近年のヨネックスのトレンドである、逆三角形(しゃもじ型)です。Vcore100と重ねて比較すると(一番左の写真)、何と縦の長さが15mm以上違いました。形が似ているせいか、それぞれ単独で見るとそんなに差がある事に気付きませんね。あと横から見た時の厚みもかなり違います。

僕のBlade 98sのフェイス(普通の楕円)と比べると、先ず縦の長さ(縦糸の最大長)はVcore98の方が9mmほど短いです。

製品名重量バランスPフレーム厚重量(実測)バランス(実測)
Vcore 98 2023305g315mm23-23-21mm322g326mm
Vcore 100 2024300g320mm25.3-25.3-22mm323g331mm ※
Speed MPL 2024280g325mm23mm298g340mm
CX200 2024305g315mm21.5mm316g325mm
Ezone98 2022305g315mm23.5-24.5-19.5mm329g321mm ※
Blade 98S V7295g325mm21mm314g332mm ※
実測重量とバランスはガットとグリップテープ(※印が巻いてあるもの)込み

Vcore98は黄金スペックであるVcore100より5g重く、5mmトップライトなスペックです。一方実測では、重量はほぼ同じ、バランスはスペック通り5mmトップライトでした。もっともVcore100にはグリップテープが巻いてあったのに対し、Vcore98には巻いてありませんでした。よってもしVcore98にも巻いたら、重量は約5g重くなってスペック通り。バランスは更に3mmほどトップライトになりそうです。毎度カタログスペックはあてになりませんね。

試打インプレ

Vcore100より明らかにSW(スウィングウェイト)が軽く感じました。何時もそうですが、重量とバランスを計測する前に打ったので先入観ではありません。空気抵抗も小さいので、振り抜きは98の方が格段に良いです。当然、スウィングスピードは格段に上がるので、スピンもスピードも向上しているようです。

また、今作のVcore98はスウィートエリアが狭い(先端しか使えない)から、かなり難しいというYouTuberのレビューが複数ありましたが、それは特に感じませんでした。僕は逆にVcore100の方が面積が広くてSWが重い割に、スウィートエリアが狭いと感じました。

この感覚の違いは、想像ですがSWやバランスの好みよるものではないでしょうか?トップヘビーなラケットが好きな人はSWが軽いVcore 98は弾かれる感じがしてスウィートエリアが狭く感じ、僕みたいにトップライトなバランスを好む人は、Vcore100は重くて操作し辛いのでスウィートエリアに当たり難いと。

さてスピン性能ですが、冒頭で(100と比べて)スウィングスピードが上がるからスピンもかかってると書きましたが、宣伝や世評程にはスピンフレンドリーだとは感じはしませんでした。ボールの飛び出し角度は確かに高いですが、それがちゃんと落ちずにそのままベースラインを越えてしまう気がします。「気がする」というのは今回は壁打ちしか出来なかったからです( 申し訳ありません)が、インパクト時の引っかかり感と壁に当たったボールの跳ね具合からそんなにスピンは掛かってないと考えました。

打感ですが、100と同様に僕にとっては硬かったです。特にサーブではガットが針金になったかのような、ビンビン来る硬さを感じました。実際に張ってあったのはポリツアーREV125で、ポリとしては柔かくスピンが良く掛かるガットです。テンションは52ポンドとポリガットにしては高めな事を差し引いても、打感が硬くホールド感に乏しいラケットだと考えます。

もっとも、Vcore100と比較すれば、SWが軽くスウィングスピードが上がってるのに打感が同じ位硬いと言う事は、ラケット自体はVcore98の方がまだ柔らかいという事になります。しかし、今作のVcoreは全般的に前作よりも硬くなっている事は間違いないでしょう。スピン性能がそれ程でもない事も加味すると、Ezoneとのすみ分けがよく判らなくなってきました。特に98同士で比較すると、Ezoneの方がやや重めだがホールド感があってスピンが掛けやすく、Vcoreは軽く硬く直線的なスピードボールが打てる感じ。あくまで僕の主観ですが。

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