ポジション/足つき/取り回し
見た目通り低くて長い物に跨ってる感じは、遊園地の乗り物っぽくて面白い。
シートが低いので安心感はあるが、車幅があるので足はあまりついていない。
スカブでも感じたが、シートとステップボード高低差が短いので、足を下ろすと窮屈なポジションになる。ステップ自体幅がないので、足を投げ出すのが基本ポジションなのかもしれないが、これもまた不自然な感じがした。
パワートレイン
250ccのエンジンで210kgの装備重要を引っ張るにしては悪くない加速感。
ただエンジン音がスカブより勇ましいというか、ちょっとガーガー系なので長時間乗ると気疲れするかも。
ハンドリング/乗り心地
見た目通り、太い丸太に跨って転がすような、お尻を中心にリーンするような独特の感覚。でも特に寝かしこみが重いとか引っ掛かりなどはないし、セルフステアも自然。
地を這うようなコーナリングが楽しめるが、ステップをすぐ擦りそうで怖い。
乗り心地はスカブのようなしっとり系ではないかも。長大なホイルベースを考えれば、もっとしなやかなサスでも良かったような。
総合評価
見た目ほど特異な運転感覚ではないが、特に感激するような部分もない。
昔のSFに出てくる空飛ぶバイクのように、地面から浮いているような乗り心地でキュイーンと突き抜けるように加速したら面白かったと思う。