ポジション/足つき/取り回し
ポジションは従来型同様、リッターSSの中ではもっとも楽。ただし、従来型が600SSのような軽さだったのに対し、跨った時の重量感は明らかに増している。ツインマフラーのせいなのか?
パワートレイン
荒々しかった昨年モデル(K6)とは打って変わって、とてもスムーズでマイルドな回り方。とは言え、実際のパワーは申し分なく、低速トルクは少し増した感じでスピードの伸びはすばらしい。
ABCモード切替は試してないし、どのモードで走ったかも確認してないが、とにかくこれでパワーもフィーリングもすばらしい。
ハンドリング/乗り心地
SSとしては異例なほど、低速コーナーでも率直に曲っていける。乗り心地もしなやかになった気がする。
総合評価
従来型(K6)が600SSの軽さに1000ccのパワーを詰め込んだような弾丸バイクだったのに対し、このK7はまるでツアラーになったかのようなマイルドさと扱いやすさ。なのにとんでもない速さは従来どおり。
リッターSSではまたもやライバルに差をつけ、もはや新ジャンル:スーパースポーツツアラーとでも言いたくなるほど。