ポジション/足つき/取り回し
これもZシリーズ独特のコンパクトで腰高な感じ。ただし、ハンドル形状に違和感が無かったので、旧型の脇が開く幅広タイプではないようだ。
パワートレイン
旧型より高回転型になったわけではなく、トルク特性は殆ど同じだと思う。アイドリングの音質はマイルドな気がするが、少し回せばやはり騒がしくなる。
ハンドリング/乗り心地
Zシリーズ独特の、小さな重い塊がコロッと寝るようなハンドリング。ただ、サスのストローク感はあまり無く、接地感が少ない感じ。
乗り心地は、ギャップを乗り越えていないので、改善されたかどうかは不明。
総合評価
悪くは無いが、旧型からの進化の幅が小さい。もし新型を買うならZ1000の方が良さそう。
ちなみに、"Kawasaki magazine"の開発者インタビューでは、「Z1000に対して、Z750はコーナリングスピードで勝負する」みたいな事が書いてあったが、重さに殆ど差が無いのにそれはちょっとかわいそう。
そもそもZ兄弟は、同じエンジンをベースにしていて、重量もコストも殆ど変わらないのに、住み分けしようとすると無理がある。